循環器疾患は、急性心筋梗塞や大動脈解離など直ちに対応すべき疾患も多く、24時間の呼び出し体制を組んで緊急対応を行っています。
また、下記のような幅広い循環器疾患の診療を行っておりますが、慢性疾患については地域の先生方との医療連携に積極的に取り組んでいます。近隣の先生方からご紹介を受けた患者様の診断、治療を行った上で、病状が安定したところで平素の診療をかかりつけ医の先生にお願いすることで、患者様にとっても便利に安心して治療を継続していただけると考えております。

循環器疾患は、急性心筋梗塞や大動脈解離など直ちに対応すべき疾患も多く、24時間の呼び出し体制を組んで緊急対応を行っています。
また、下記のような幅広い循環器疾患の診療を行っておりますが、慢性疾患については地域の先生方との医療連携に積極的に取り組んでいます。近隣の先生方からご紹介を受けた患者様の診断、治療を行った上で、病状が安定したところで平素の診療をかかりつけ医の先生にお願いすることで、患者様にとっても便利に安心して治療を継続していただけると考えております。
当院は守谷地区で唯一 循環器内科専門医が常駐し、カテーテル治療を含めた積極的な診療を行っています。特に急性心筋梗塞を含めた心臓疾患は突然 生命に危険を及ぼすような重症に陥ることがあり、早期に適切な治療を行うことが重要となります。2024年4月より5人体制となり、緊急時にも迅速な治療が行えるよう体制強化に努めております
心臓カテーテル検査は、約90%の症例で橈骨動脈(手首の動脈)から行っております。従来は大腿動脈(足の付け根の血管)からカテーテルを挿入して行っていましたが、手首の動脈から検査をすることにより長時間の安静や除毛、トイレの心配などがなくなり、より負担の少ない方法で検査を受けていただけるようになりました。
検査入院は原則3日であり、傷も2mm程度と小さく、退院後はすぐに通常の日常生活に戻れます。
経皮的冠動脈形成術とは、心臓の筋肉に酸素と栄養を送る冠動脈という血管が動脈硬化で狭くなったところを小さな風船を使って広げる方法です。
ペースメーカーについてはPacingの功罪、Pacing位置による影響など新しい話題もあり、新しい知見を積極的に勉強し、右室中隔Pacingなどにも取り組んでいきたいと考えています。
現在、定期チェックは年2回(3月、9月)施行し、必要があれば随時チェックを行っております。他院で植え込み後、転居、医師の移動などでチェックが受けられない患者様も受け入れております。
突然、脈が速くなり動悸を感じる不整脈に対しては、薬物療法のほかにカテーテルという管を使用して不整脈の原因を根本的に治療する方法があります。電気生理学的検査は、心臓に電極カテーテルという管を用いて不整脈の原因、機序(仕組み)を解明する検査です。高周波カテーテル焼灼術は、この検査の結果を踏まえて、不整脈の原因となっている部位を高周波で焼き付ける(熱で固める)ことによって完全に起こらなくする治療です。
治療については、遠藤医師が不整脈を専門としており、筑波大学にて研修を行いました。実際には筑波大学附属病院より専門医の応援を得て実施しています。
近年は心房細動に対するカテーテル焼灼術(肺静脈隔離術)が積極的に行われるようになり、話題となっております。当院では、抗不整脈薬による薬物療法を中心に行っておりますが、薬剤抵抗性の場合は、適応を検討のうえ筑波大学附属病院へ紹介しております。治療についてご興味のある方は、循環器内科医にご相談ください。
当院では、64列MDCTを導入しております。短時間で広範囲を撮影できるため、拍動する心臓の撮影も可能です。これまで狭心症の確定診断には、心臓の血管までカテーテルという管を挿入して直接造影する検査が主体でしたが、心臓CTを行うことにより静脈から造影剤という薬を注入することで検査が可能です。撮影時間は約9秒ですが、準備や検査終了後の経過観察のため、病院には来院から2時間ほどの滞在になります。
狭心症や心筋梗塞は、肥満のある方、糖尿病や高脂血症の方、たばこを吸う方、ご家族に狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を患った方がいる方に起こりやすいと言われています。
最近、坂道や階段を上る時や運動をすると胸が重苦しい、息切れや動悸が以前よりひどくなったなど気になる症状がある方は担当医にご相談ください。