ご挨拶
会長挨拶
私の両親が、緑豊かな自然に包まれた恵まれた環境の中、3000坪にもおよぶ敷地に総合守谷第一病院を開設してから今日まで、限られた空間の都市部では実現することが困難であった医療スタッフや最新設備の充実を実現するために、日夜努力をしてまいりました。その根底には、常に患者様の立場に立った医療活動を行いたいという強い想いがあったようです。私も両親のそのような想いを損なわないよう役割を実践してまいりました。その間、地域の皆様をはじめ、関係諸機関の皆様の温かいご支援とご協力を賜わり、ここに改めて心より感謝の意を表します。
地域医療の益々の発展に貢献して参りたいと願っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
理事長挨拶
令和6年7月より社会医療法人社団光仁会の理事長を拝命いたしました野村誠と申します。
当法人は私の祖父が設立し、現会長の野村明子が継承し、私が3代目の理事長となります。
これまで、「予防」と「治療」という医療の両輪を同時に提供できる最適な医療環境の充実、そして、心の触れ合いを大切に患者様の痛みを知り、少しでも明るい気持ちになっていただけるよう、心を込めて接することのできるスタッフの育成、この要素をしっかり機能させた医療施設として皆様の “健康生活づくり” のお役に立ちたいとの思いで進んでまいりました。このような先代からの思いを大切にしつつ、今後の高齢者急増や人口減少問題等、医療・介護需要の変化に対し常に変化し続けることのできる体力ある法人運営を目指し邁進したいと考えております。
皆様方のご支援とご指導を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
病院長挨拶
令和元年(2019年)7月に院長に就任し、本年6月で丸5年となります。この5年間の間、様々な悲しい、残念なニュースがありました。ウクライナへのロシアの侵攻や、ガザ地区でのイスラエルとパレスチナの戦いは現在も続く悲惨なニュースです。日本でも熊本や能登半島地震など数々の大きな災害が起こり、現在も避難生活をされている方々もおられ、心よりお見舞い申し上げます。
そして、最大の出来事は新型コロナウィルス感染症の世界的なパンデミックでした。2020年1月から日本にも新型コロナウィルス感染症(COVID19感染症)が広がり、緊急事態宣言により日常生活の厳しい制限を強いられました。医療者も未知との感染症の対策に追われ、その後に繰り返された感染の波に翻弄され、苦しい日々がありました。多くの方が感染し、亡くなったり、後遺症で苦しんだり、そして人との接触を制限されたことは、私達の心と体に大きな影響を与えた出来事でした。
今後も感染は繰り返されることとは思いますが、世界的なパンデミックは収束宣言が出され、日本でも2023年5月8日より季節性インフルエンザと同等の第5類感染症に分類されたことから、徐々に外出の機会が増え、日常生活が戻ってきています。
この5年間の閉ざされた生活の中で体力や気力の衰えた高齢者の方、健診すらも制限され、健康チェックを受けていなかった方もたくさんおられると思います。本格的な超高齢化社会に向けて、病院の果たすべき役割はさらに大きくなっていると感じております。人生を楽しむためには健康であることがとても大切な条件です。健康診断や早期受診で病気を初期のうちに診断・治療することで、健康を維持したり、命を救うことができます。超高齢化社会に向けて、健康寿命を伸ばすお手伝いをする事、一人一人の望む人生のしまい方に寄り添うことが今後の医療に求められております。
「患者様に安心していただくことが私たちの使命です」という病院の理念のもと、急性期医療から在宅訪問診療まで幅広い医療を提供する地域の病院として役割を果たしていきたいと考えております。もちろん、地域の皆さんの健康を守るためには、本院だけでは難しいことも多く、高度医療機関との連携や、地域のクリニックの先生方、療養医療機関や施設、保健所を主とした行政との連携を大切にして皆さん一人一人にとっての最良の医療、介護体制を提供していくことが重要です。
病院には相談窓口もありますので、いつでもご相談ください。
今回のホームページのリニューアルが、皆さんにしっかり情報を提供する一助になれば幸いです。
今後も皆さんにとって地域にあって良かったと思っていただけるような病院を目指して精進していきたいと思います。
総合守谷第一病院