救急外来のご案内
救急外来とは・・・
夜間や休日など、かかりつけ医や病院の外来診療が行われていない時間に体調が悪くなった時の不安は強いものです。救急外来は、こうした急病やけがに対して緊急対応するための外来です。しかし、夜間や休日に通常の診療体制を組むことは難しく、少数の人員と最小限の検査で対応しております。こうした限られた体制においては、より生命の危険を伴う緊急性のある患者さんが優先となります。患者さんの病状によっては、診療の順番が前後したり、処置に時間がかかって、長時間お待たせすることもあります。また、生命に危険のある重症患者さんが救急搬送された場合は、その患者さんに全力で対応するため、かかりつけの患者さんであっても診療ができないこともあります。
また、各科の医師が交代で対応に当たるため、常に希望する専門医が診察することはできません。当番医が初期対応をした上で専門医の診察が必要と判断した場合は、専門医に引き継ぎを行うか、後日 専門外来を受診していただくことになります。比較的症状が軽い場合や慢性の症状の場合は、平日の外来を受診することをお勧めいたします。
当院の当直体制について
当院では、夜間・休日は内科系医師・外科系医師・産婦人科医師の最低3人体制としています。緊急性の高い脳血管疾患に対応できるよう原則 神経内科か脳外科医も含まれます。また、毎週水曜は小児輪番制により夜間も小児科医が当直しています。
*産婦人科の救急対応について
夜間一人体制のため、お産や緊急手術を行っている場合は対応できないか、かなりお待たせすることもあります。
救急外来の受診について
受診の手順
- 救急外来の受診を希望される場合は、事前に電話(代表 Tel 0297-45-5111 )でお問い合わせください。病状や救急外来の診療状況により、対応可能かどうか判断させていただきます。場合によっては、自宅での対応を説明させていただいたり、他院への受診をお勧めすることもあります。
- 受診の際には、保険証と診察券(当院に受診歴のある場合)、お薬手帳や現在内服している薬を持参し、救急外来受付窓口に申し出てください。
- 問診票を記入していただきますが、事前に過去の病気やアレルギーの有無、現在治療中の病気、今回の症状や経過についてメモしておくと円滑に診療が可能です。
- 当番医の診察後、初期対応としての処置やお薬が処方されます。仮会計後、午後6時までは処方箋が発行されますので、病院近くの当番薬局で薬を受け取ってください。
午後6時以降は、院内で薬が渡されます。(院内処方の場合は、処方される薬の種類に制限があります。) 病状によっては、翌日以後早期に専門外来を受診していたくことが必要になりますので、処方される薬の日数は1~3日となります。
- 当番医の診察の結果、入院が必要とされた場合は、そのまま入院となります。
病状によっては、夜間に緊急カテーテル検査や手術を行うことがあります。
入院時は初期治療を行い、翌日専門医に担当が変わることがあります。
入院手続きなどは、翌日以降の対応となります。
*ベット状況によっては、個室しか用意できないこともあります。
また、入院できるベットがない場合は、他院を紹介することもあります。
*正式なお会計は、翌日以降の9時~18時に会計窓口にて行います。
仮会計の用紙、保険証、診察券を御持参ください。
*夜間の診療のみでは、確定診断や今後の見込みが判断できないこともあり、
原則 診断書は発行していません。翌日以降 窓口に申請してください。
救急外来受診時のお問い合わせ先

まず、夜間事務が対応します。お名前、年齢・性別・症状・当院かかりつけかどうかをお知らせください。当院の診察券がある場合は、手元に用意し、番号をお知らせていただくか、生年月日をお聞きすることがあります。
救急外来夜間出入口の御案内

