心血管カテーテル治療のワークショップを開催しました(2025年 4回目)
ブログ | 2025.9.25
2025年9月18日(木)、岡村 篤徳先生(桜橋渡辺未来医療病院、大阪府大阪市)を当院にお招きして、陳旧性心筋梗塞を有する患者様2名に対して、患者様の事前承諾の元、心血管カテーテル治療(経皮的冠動脈インターベンション、PCI)を施行しました。慢性完全閉塞病変(3か月以上にわたり、心臓血管が閉塞している状況)といったカテーテル治療の中でも難易度が高い治療であり、巧みな技術や卓越した知識、積み重ねた経験が必要とされます。岡村先生は、慢性完全閉塞のカテーテル治療の新たな治療手技(3D wiring, TD-ADR)を開発し、全国の病院や学会などで広く普及・啓蒙されている第一人者の先生です。1日を通して、当院における冠動脈治療技術そして心血管カテーテル治療に関わるスタッフのレベルを向上する機会になりました。今後とも地域の皆様に貢献できるように、引き続き精進してまいります。
(文責 総合守谷第一病院 医師 本田 洵也)

