麻しん(はしか)患者様の発生について
2025年4月7日(月)の14時55分~20時に当院外来を訪れた方へ(第一報)
このたび、2025年4月7日(月)に当院を受診をされた患者様が麻疹(はしか)にかかっていることが判明いたしました。
【麻疹(はしか)について】
麻疹は麻疹ウィルスの呼吸器への感染で生じます。麻疹ウィルスは空気感染し、感染力が強く、発熱や発疹、咳や鼻水、目の充血などを呈します。特に発疹は特徴的な症状の一つです。麻疹の潜伏期間は5日から21日で、多くの方は9日から11日とも言われています。麻疹に対する抗ウィルス薬は存在しないため、治療は解熱剤で症状を緩和しつつ、自分の免疫がウィルスを排除してくれるのを待つことになります。また、合併症を認めた場合は、適宜、それらに対応することもあります。
当院には様々な患者様やそのご家族が来院されます。そのため、どの方が麻疹患者様と接触したのかどうか、接触した場合でもどの程度接触したのかを明らかにすることは困難です。
【ご協力のお願い】
2025年4月7日(月)の14時55分~20時に当院を訪れた方で、上記のような症状を認めた場合は、受診する前に最寄りの保健所、または当院にご連絡ください。
○当院の連絡先は次の通りです。
平日:8時30分~17時
※祝日を除きます。
病院代表:0297-45-5111
担当者から、折り返しご連絡いたします。
【茨城県 報道発表URL】
https://www.pref.ibaraki.jp/somu/hodo/hodo/pressrelease/hodohappyoushiryou/2203/documents/250411sippeitaisaku.pdf
2025年4月11日
病院長 遠藤 優枝
感染対策委員長 齊藤 巧