手術室研修風景
ブログ | 2024.11.25
手術は執刀する医師、助手をする医師、麻酔科医師、器械を渡す看護師、外回りの看護師、放射線技師などによってチームが結成される「チーム医療」です。
一般的に良い手術を行うためには、執刀する医師の手術技量だけが注目されますが、私たち手術室看護師のパフォーマンスの向上も良い手術には重要だと考えます。
今回、そういった技術力向上のために、豚の脊髄や模型を使い研修を行いました。
この研修では器械の使い方や手術の手順を学ぶだけではなく、執刀医師の緊張を肌で感じ、執刀医師はどんなことに神経を使い、どれだけ集中力を研ぎ澄まして手術を行っているかを体験します。
これは多方面から手術を経験することで器械を渡す看護師の実践力を養うことを目的としており、教科書や手技書からは学び得ることが出来ないことを学習します。
研修会で学んだことを「チーム医療」に活かし、より良い手術、医療が提供できるよう日々努力しています。